リオデジャネイロ オリンピック
- Kanki
- 2016年8月9日
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オリンピックの日本人選手の快進撃が続いている。日本男子体操団体の金。晴れやかな顔。
それをテレビで見ていて面白くないはずはない。
一万人を優に超える世界のオリンピック選手の中には、いろいろの選手がいる。
8月6日の入場式のラジオ中継で、ゲストの大林素子がそれを教えてくれた。ソマリアの選手の入場の時、大林は語った。
「ソマリアは激しい内戦が続いていて、たくさんの人たちが難民になった。選手たちは、プレイしているときだけがいろんなことを忘れられるのだと話してくれた。それを聞くと切ない気持ちがした。同時にオリンピックは全てを超えてゆくということを信じたい」
時間がなかったせいもあるが、大林の真剣な言葉にアナウンサーの反応はなかった。しかし、黙ってうなづいていたかもしれない。
リオデジャネイロのオリンピック会場の外では、貧困にあえぐ市民たちのオリンピック開催反対のデモもあったという。開催中の今も行われているのかもしれない。
私たちは、オリンピックの内外で起きている様々なことを知った上で、オリンピックを楽しむということができるのではないだろうか。
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